【活動レポート】2022年10月定例会合を行いました
この秋は、急に寒くなったり、はたまた半袖を引っ張り出すような暑さがぶり返したり、気温のアップダウンがはげしい困った天候です。そのようななか、われわれ道具研も元気に過ごしており、今月もメンバーの早坂さんのサテライト・オフィス(東京都港区)で、会合をもちました。
先月に引き続き、税理士の早坂さんを中心にインボイス制度の勉強会を行いました。このたびは、芸能道具の製作者のみなさんが、インボイス登録をすると判断した後、どのようなところに留意したらいいのか、というあたりに焦点を絞って、解説をしてもらいました。
たとえば、これまで免税業者だった人が、インボイス登録をすると「本則課税(ほんそくかぜい)」か「簡易課税(かんいかぜい)」を選ばなくてはなりません。え、そんなこと全然知らなかったという人もいらっしゃるかもしれませんし、どちらがいいのか…迷っている人もいるかもしれません。どちらがいいかの判断については、単純ではなく、かなり時間をかけて丁寧にしてもらってやっとわかりました(脳みそフル回転しました)。
このあたりについては、後日、早坂さんが当HPの「道具研コラム」で、解説してくれることになりましたが、ちょっとだけマエフリで書いてみたいと思います。「どちらの課税方式にするかは、どちらのほうがお金として得になるか、という点だけでなく、事務の複雑さも合わせて考えておく必要がある。たとえば、本則課税のほうがお金は得になるけど、事務仕事がめちゃくちゃ面倒になる〜、なんていうこともある。だから、ざくっと言うと、簡易課税にしておくほうがいいのではないか」とのことでした。ついお金の損得に目がいって、なかなか事務作業のことまで、頭がまわりませんよね…。
こういう制度に疎い前原・田村組は「そうなんだ〜!」「ひえ〜〜!!」の連続で冷や汗びっしょりでした。(田村)