【活動レポート】2025年6月~11月定例会合のご報告

毎月1度のペースで行っている定例会合、まとめてご報告いたします。対面の定例会合はすべてメンバーの会社、有限会社サテライト・オフィス(東京都・港区)にて行いました。

第49回 6月23日(月) リモートで行いました。今後の「琵琶のミライ」プロジェクトの進め方について検討しました。琵琶の現状の「良い芽」は育て、「悪い芽」は「良い芽」に変えて育てていくための、具体的なアイデアを出し合いました。とりわけ琵琶製作者の後継者候補が増えつつあるという情報を得て、石田克佳氏を訪ねて現状についてお話を伺おうということになりました。

第50回 7月14日(月) リモートで行いました。前回を受けて、実際に石田氏を訪ねた際の報告を共有しました。そして、その報告を受けて、道具研として取り組めることや、そのための枠組みについて意見を出し合いました。そのほか、最近増えている若い琵琶演奏家にも道具研の取り組みに関わってもらって、琵琶製作や製作者について一緒に考える機会を作りたいというアイデアも出ました。

第51回 9月9日(火) リモートで行いました。現在有料公開しているクロストークを無料化して、より多くの人の目に触れるようにして、このプロジェクトの理解者を増やして、今後のプロジェクトの体制や資金の基盤を撮殿用ということになりました。

第52回 10月3日(金) 対面で行いました。今後を見越して、5年間のプロジェクトの目標やその実現のための具体的なスケジュールを検討しました。その際、標津町のノリウツギ(手漉き和紙の製作に必要)採取のプロジェクトが参考になるということで、情報共有しました。

 参考:参考:北海道標津町 | 「日本で最も美しい村」連合

       漉き和紙 技をつなぐ・3】ノリウツギ ― 採取から栽培へ(北海道標津町) | 紡ぐプロジェクト

 第53回 11月13日(水) 対面で行いました。5年プロジェクトの1年目(2026年)の活動計画を立てました。若手の演奏者、製作者、原材料生産者が交流を深め、琵琶の愛好者の方々が琵琶の継承を盛り上げる一員となってくれるような試みを、道具研としてかんがえていきます。 

(池本桂子)。