【おすすめ】歌舞伎小道具「番傘」のチャリティ企画

2022年5月22日

 歌舞伎座(東京・中央区)の地下のお土産広場に、ちょっと変わった和傘が展示されています。これは歌舞伎の小道具の和傘。歌舞伎ではいろんな種類の和傘がたくさん出てきます。和傘は複雑な工芸品で、たくさんの職人技術が必要ですが、その技術継承が危うくなりつつあります。この展示は、危機感を抱いた歌舞伎の小道具さんが企画。岐阜の和傘製作関係者とのネットワークを生かし、また一方で歌舞伎俳優の尾上右近さんの協力をとりつけ、応援チャリティーという形で和傘製作の支援につなげています。

道具を作る人(和傘製作者)と道具を使う人(俳優)は、ふだんはつながっていませんが、こうして作る人、使う人がつながれば、課題解決への新しい路が開けることもあります。

詳細:https://www.kabuki-bito.jp/news/7510

歌舞伎座地下の木挽町広場